スポンサーリンク

痛みのある皮膚病・帯状疱疹(たいじょうほうしん)

中医学
スポンサーリンク

先日、久しぶりに古い友人から連絡を貰いました。

彼女は私が独身時代に働いていた、会社の先輩の奥さん。仮に飼われているペットのお名前をお借りして、彼女のことはステラさんと呼びます。先輩が結婚されたとき、

「仕事を辞めて、こちらに嫁いできたから土地勘もないし友達も居ないんだ。」

「君とうちの妻は気が合いそうだから、よかったら仲良くしてやって欲しい。」

そう言われて会うようになったけれど、先輩の言うように確かに気が合って、あれから約20年経った今では、私が本音を言える数少ない友人で、職場が変わろうが、転勤しようが、結婚しようが変わらないお付き合いをしています。

現在は偶然にも同じ沿線に住んでいて、5つ駅が離れているだけ。

それもあってか、ここ10年くらいは旦那(先輩)ほったらかしで、ステラさんとスケジュールを合わせては、出かけたり、お茶などをしていました。最近はコロナもあってしばらく会えなかったかったから、どうしているかな?とは思っていたけれど。

最近どうです?なんて話からの近況報告で、こんなことを聞きました。

『ウチの旦那そろそろ限界かも。顔面に帯状疱疹(たいじょうほうしん)もできちゃって。』

『会社を辞めて、このマンションも売ってさ。旦那の故郷でお互いの持っているスキルを活かして、仕事するのもアリかな、なんて。』

あらら、予想外・・・。旦那は元気じゃないんだ。きっと心も辛いのかも知れない。

顔面に帯状疱疹(たいじょうほうしん)って相当痛いと思うのですが、大丈夫でしょうか?

私も以前(かか)ったことがあって、本当に痛かったのでこれは身をもって知っています。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は体内に残っている水疱瘡(みずぼうそう)ウイルスが原因

帯状疱疹(たいじょうほうしん)のウイルスは水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスと一緒です。水疱瘡(みずぼうそう)ウイルスは消滅せず、神経の細胞が集まった個所に隠れ、何十年も潜伏し続けます。そのウイルスを免疫力が低下した時に抑えられなくなり、帯状疱疹(たいじょうほうしん)となり復活します。

免疫が低下する原因

過労

様々なストレス(ケガ・病気・手術・高齢化など)

症状は痛みから

第1段階:皮膚にチクチクするような痛み

第2段階:痛みを感じた場所にブツブツとした赤い発疹(はっしん)

第3段階:水ぶくれとなり帯状に広がる

出る場所と痛み

刺すような痛みが胸から背中、腹部、顔、手足、耳など左右どちらかの片側に現れ、一度に2か所以上の場所に現れることはほとんどありません。衣類が触れるわずかな刺激にも痛みます。

※痛みを冷やすとかえって強く出るのでできるだけ温めます。

症状が目や耳付近に出た場合

目や耳の神経に障害が現れる可能性があるので、眼科・耳鼻科を受診する必要があります。

治し方

抗ウイルス薬・消炎鎮痛剤・抗菌薬を用いて治療します。

「痛み」→「水ぶくれ」→「かさぶた」に変化して治るまで3週間ほどだそうです。

皮膚症状の消失とともに痛みはなくなりますが、回復しても痛みだけが残り、いつまでも続く症状は帯状疱疹後(たいじょうほうしんご)神経症(しんけいしょう)というそうです。

人にうつりますか?

水疱瘡(みずぼうそう)にかかったことのない人には水疱瘡(みずぼうそう)としてうつります。

見逃しやすい帯状疱疹(たいじょうほうしん)とじんましんの見分け方

 帯状疱疹(たいじょうほうしん)じんましん
原因ストレス・疲れ 身体が弱っているストレス 食べ物
出る場所皮膚が弱いところ体のあちこち
かゆみ初期はかゆみが伴うかゆみが強い・長く続く
痛み徐々に強くなる 刺すような痛みチクチク 焼けるような痛み
腫れ(すい)(ほう)状のブツブツ腫れ同士がくっつく 大きな腫れになる

耐えられない環境に置かれている人がなりやすい

中医学では「耐えられない環境に置かれている人がなりやすい」と診ています。さらに、症状が出た場所が上半身なら目上の人(親、兄姉、上司、夫、先生等)。下半身なら目下の人(子ども、弟妹、部下、後輩等)からのストレスがそうさせているようです。

私は夫がうつで仕事を辞め、療養中にそのストレスで初めて帯状疱疹(たいじょうほうしん)に罹りました。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)ってなんとなく高齢の方がなるイメージだったので、自分が老け込んでしまったのかちょっと心配になりましたが、かかる理由はそれだけではないと自分が罹ったことでみに先生から学びました。

不思議と私も左側の背中に出来ており、今後夫がどうなってしまうのか、家を買ってローンを組んだばかりなのに無収入になってしまって、生活もどうなってしまうのか、夫が働けないという現実も突きつけられて、心配と不安だらけだった時期だったと思います。

なんだか自分にも身に覚えのある状況、そして痛かった帯状疱疹(たいじょうほうしん)と辛かった感情を思い出して、ステラさんの話は他人事のようには思えませんでした。

きっと先輩は今の支店で、気持ちも塞いだまま、上司や会社の経営方針など耐えがたいことを必死に耐えながら頑張っているのでしょう。

「エリートコース」「勝ち組」と言われた人ですが、どうしても辛いのなら、ステラさんが考えているように、手放す時期に来ているのかもしれません。

そして、その会社で成功しているのならなおさら。手放すのは惜しいと感じるところをあっさりと

「故郷に帰って別の仕事をするのもアリかな」

なんて言えるのは流石としか言いようがありませんでした。

こういう手放す・見直すタイミングってウチもそうでしたが

「ローンを組んだ直後だから」

「コロナ禍だから」

なんて状況に構っていられないほど、時と場合に関係なく、いつでもやってくるものだとわかってきました。きっとその人に丁度いい時期ということなのでしょう。

また、中医学ではどんな物事も「陰と陽」から構成されていて、問題が起こった時には必ず同時に解決策も用意されている、と学びました。それは言い換えれば、ピンチの中でもチャンスがあるということでもあります。

この先、故郷に戻ることがあっても、この方たちはきっと大丈夫。

解決策はもう知っておられるし、あとは行動するのみのようです。

彼らはどこに行ってもチャンスを掴み、幸せに暮らし、成功すると確信しています。

スポンサーリンク
中医学
スポンサーリンク
シェアする
Meisuiをフォローする
楪~yuzuriha~

コメント

タイトルとURLをコピーしました