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のどの違和感『ヒステリー球』とは

中医学
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「最近さ、体調不良が続いて病院で色々検査してもなにもなくって・・・。それで自律神経失調症って診断で、抗うつ剤出されて、暫くの間飲んでたんだよね・・・。」

「あまりに気分が塞ぐからその抗うつ剤を飲んだけど、効きすぎて逆に段々薬に頼り切りになりそうで怖くて。」

「今は特に喉が気になっていて『ヒステリー(だま)』って診断されて。漢方薬に切り替えてもらって、『半夏(はんげ)厚朴(こうぼく)(とう)』(参考サイト様:半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ): ツムラの漢方処方解説 | 漢方について | ツムラ (tsumura.co.jp))っていう薬を出されて飲んでいるけど、自律神経失調症っていつ治るかなあ?」

娘の幼稚園時代からのママ友さんで、今は学区は違うけれど同じ習い事でまだ付き合いのある人からこんな相談を受けました。

コロナで会う機会が減ったから思い切って電話してきたらしく、普段明るく健康で、いつも笑顔で愚痴なんか言わない彼女の悩みにはちょっと意外で驚きました。

しかし、以前うちの夫がうつ病で仕事を辞めて、療養していた過去も知っているため、私にならうつや自律神経失調症について多少理解してもらえると思って、カミングアウトしてくれたのでしょう。

出来る限り力になってあげたく、話を聞きました。

思い当たるのはコロナなど何気ない生活の変化が不安やストレスに

彼女は美容室のアシスタントの仕事をしています。

普段からシャンプーなどで中腰になることが多く、普段から首や腰のS字カーブがあまりなく、痛めていることが多かったそうです。

そこに来てこのコロナでの生活様式の変化が追い打ちになったようで、美容室での感染対策の徹底、こまめな消毒作業、それでいて蜜にならないように受けられるお客の数も予約で制限していて、清掃作業などの仕事やアルコール消毒代など経費や手間が増えても、以前のような売り上げは期待できないでいます。

そして同時に子育てもしています。子どもも制約の多い生活の中で不機嫌になることも多くなり、

『こんな生活がいつまで続くんだろう?』とたまに思うことがあるそうです。

これと言った悩みがあってそうなったとは断定できないけど、きっとこういった慢性化した腰痛、と積もり積もった不安とストレスがそうさせたのかな?と本人は話していました。

私にも経験がある『ヒステリー球(だま)』

私も過去に自律神経失調症による様々な症状で苦しんで来ました。

自律神経失調症の症状は様々ですが、私に症状として現れたのは、不眠・耳鳴り・チック症・頻脈(ひんみゃく)・胸痛・多汗(たかん)・食欲不振・胃痙攣(いけいれん)・逆流性胃腸炎などなど。

その他に喉の異物感を感じる、彼女と同じ「ヒステリー球」の症状の経験もあります。

病院で診察してもらっても異常は見られないのですが、なんだか喉につっかかりを感じるのです。

そんなことから、以前みに先生に「ヒステリー球」について教えて頂きました。

ヒステリー球のよくある症状

  1. 喉が詰まった感じがする。
  2. 喉が狭くなった感じがする。
  3. 喉に何か引っかかった感じがする。
  4. 息苦しい感じがする。
  5. 喉が圧迫される感じがする。

不安やストレスから一時的に誘発されます。

不安とは何か気がかりで落ち着かない、安らぎが得られない心の状態です。

まだ起こっていないことにたいして、

「ああなったらどうしよう。」「こうなってしまったらどうしよう。」

そういった良くない未来を想像してしまいます。

筋肉の緊張がそうさせています

不安な状態が長く続くと神経が過敏になり、筋肉を緊張させます。

筋肉の緊張は酸素不足をおこし、血行不良をおこします。

痛みがある。

違和感がある。

だるさを感じる。

やる気が起きない。

こわばりがある。

そんな体が感じている症状の原因となっているものは実は心が感じている不安かもしれません。

不安を感じたら

まずは筋肉の緊張をほぐしましょう。

教えて頂いた、すぐにできそうなものをご紹介します。

1.白湯を飲む

→血液やリンパの流れが良くなり、体内の汚れが尿として排出されます。

 ※水分としてのお茶ではなく、あくまで「水」であることが大切だそうです。

2.人と話す

→なかなか直接会うことが叶わない現在ですが、電話やビデオ通話などで信頼できる人とお話をして気持ちを楽にできたら良いと思います。

3.お粥を食べる

→お粥は弱った心、疲れ切って過敏になった胃腸の働きを整えてくれます。

中医学では、3千年前から病気の治療や予防にお粥が用いられており、薬膳では様々な症状に合わせたお粥が存在します。疲れて、落ち込んでどうにもならない時はレトルトのお粥もありますので、卵や鮭フレーク、佃煮などを合わせてみても良いそうです。

他にはシャンタンなどで味付けした中華粥なども胃腸を元気にしてくれるようです。

自律神経失調症とは長い付き合い

彼女に「いつ、自律神経失調症って治る?」と聞かれても、残念ながら答えてあげられませんでした。私自身も今でも油断すると何かしらの症状が現れ、完治と言うことはありません。それは症状であって、ウイルスや菌などが原因でそうなっているのではないので「この薬を飲めばなおる!」とか、そういったものではないからです。

これは長年の生活スタイルや環境、自らの考え方などそういった

「生き方のクセ」

が原因で引き起こしたものだからだと、先生に教えられました。

例えば私であれば、母からの暴言や暴力が日常化した幼少期、いつも緊張状態にあって、そこから生まれた「不幸ぐせ」という先暗示をして考えてしまうような性格だったり、同居をして義母に振り回されたり、必要以上に遠慮してしまう環境などが引き起こしたものでした。

しかし今置かれた環境をがらっと変えることはなかなかできないし、相手に期待し、心を変えさせることほど無理で愚かな試みはありませんでした。自分が母や、義母に期待をして何度となく絶望した経験でそれがわかるようになりました。

むしろそういった期待や強制は、新な怒りや恨みを生んでしまう結果となります。

しかし最近は相手や環境に何かを求めるより、自分の考え方を見直してしまった方がより早い変化を望めることに気づきました。

誰でも人であるからこそ感情や環境に左右されてしまうのは仕方のないことです。そうして長年時間をかけて培われた考え方や性格を変えていくのは並大抵のことではないけれど、これから同じくらい時間をかけて自分を見つめなおし、傷んだ自身の心身を癒しながら、時にはそういった症状と付き合いながら、少しずつそういった症状が出ることがなくなればと思います。

きっと彼女も、今までずっと頑張りすぎたのでしょう。少し時間はかかると思いますが、ゆっくり自分を癒していってほしいです。

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楪~yuzuriha~

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