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私は何を望むのか

PTSD
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前回の話→過去記事:言ってくれてありがとう

これは実際に私が面談時に先生方にお渡しした手紙です。

いつも娘が大変お世話になっております。本日は私共の為にお時間を割いていただき、

ありがとうございます。

<お願いさせてもらうことになった経緯>

相手の子に謝って頂いたときに「何度も注意しているけど、なかなか出来ないから、また図書室に来るかも。その時は近くの先生を呼んで。」というようなことを指示して頂いたようですが、また来て殴られたらと思ってしまい、恐怖を感じて、緊張してしまうそうです。また、図書室以外でも、児童玄関や廊下など5年生と遭遇しそうな場所ではかまえてしまうようで、もしまた目の前に来られたら怖いと思うと言っていました。

しかし同じ被害に遭ったクラスの子は皆、今まで通りで平気そうにしているので、自分だけがそう感じていると思い、みんなに合わせてなかなか言い出せず、上級生の子も謝ってくれたのだから、我慢しなくてはならないと感じていたようです。

私達保護者が、出来事があった当初は「びっくりしてあまり覚えてない。」「なんだか忘れちゃった。」などと言っていた娘でしたが、心のショックからそう言ったことに早く気づけていれば、もう少し早く具体的なご相談が出来たのでは?と考えると、娘にも先生にも申し訳なく思います。しかし、娘が本心は恐怖や緊張を感じながら、学校生活を送っていると思うといたたまれず、今後トラウマにならないか心配でもあります。

<今後お願いしたいこと>

①11月24日の図書室における暴力問題につきまして、今後娘が安心して学校生活を送れますよう、具体的な対応と対策をご指導ください。

娘は、ルールや規則を守ることを重視し、時には大人が想像しているより、周囲の話をよく聞き、理解し、大人のような考え方や行動をすることがあります。

また、辛抱していることを取り繕うことも上手いです。

そのように育ててしまったのは私達の責任ですが、今一度、感じている恐怖や心の痛みまで取り繕わなくても良いという事、そして自分の身を自分で守る事は重要ですが、周りにはたくさんの先生や保護者や仲間が居て、いざとなったら助けてくれる人も大勢いる。だからこのような事はもう二度と起こらないから大丈夫!と娘に安心感を与えるお手伝いをお願いしたいと思っております。

②娘もどのように上級生に注意をしたのかは分かりませんが、正当な事を言い、暴力を受けたのであれば、普段から自己主張の少な目な子の為、意見を言うことにより消極的になってしまうのではと危惧しております。そのあたりのご指導もよろしくお願いいたします。

③また、子どもからの報告だけでは語弊を招く可能性がございます。そして学校側と家庭とで一貫した対策で娘に安心してもらいたいと考えておりますので、大切な事項は先生から直接私達保護者にご連絡を頂けたら幸いです。

私どもは、娘とその上級生がどちらも居心地よく学校生活が送れるようになることを望んでおります。お忙しい中恐縮ですが、宜しくお願いいたします。

怒りや苛立ち、悲しみも削ぎ落して。そして、考えに考え抜いて出した願いがこれでした。

最初は学校の対応に当初は腹も立てました。相手の親の態度に悲しい気持ちにもなりました。

でも、結局周りはどうあれ、自分の気持ちを我慢させてしまうように育ててしまった私達親の責任だし、そもそも私ですら自分の感情にふたをすることが得意だったために物事を複雑にしてしまったのだと反省をしたんです。

だから、丁重に、謙虚にお願いしようと思いました。

そうした30分ほどの面談でしたが、教頭先生や指導員の先生の協力も陰ながらあったのでしょう。おかげさまで先生方と良い雰囲気の中、今後の娘の為の具体的な対策を話し合う事が出来ました。

次の日には事件以来そのままにされていた掃除場所(図書室)をグループごと変更してもらうことが出来ました。それを娘はとても喜んでいました。

他には教頭先生、学年主任の先生、同じ学年の他のクラスの先生がそれぞれ娘に声を掛けて頂き、

「大丈夫だからね。不安になったらいつでもだれにでも言ってね。」と娘の気持ちに寄り添ってもらいました。

2学期の終わりの日にはまだ、一人で図書室には行けないと言っていましたが、廊下や下駄箱で緊張することは無くなったと娘は話しています。

そうして今も日々少しずつ、不安や恐怖を取り払っている最中です。

娘が突然学校で理不尽な暴力を受けたという、ショッキングな事件でしたが、学校への対応の求め方や伝え方を学んだだけでなく、自分の子どもの頃からのトラウマに向き合うという大きな出来事だったと思います。

私の周りにはろくな大人が居なかった。我慢することに慣れてしまっているし、今もそれは変わらないのだけど、これからは自分が感じる事、思うことを否定せずに、

わからないことはちゃんとした誰かの意見を聞こう。

丁重に誠意をもった対応をしよう。

そうすることで、こういった難しい問題も乗り越えられるし、トラウマの解消にもなっていくのだと理解しました。私はこれからも子どもを育てながら自分自身も変わっていけるように、自分の癖を手放していきたいと思います。

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