今は子どもが居て行く機会がほとんど無くなってしまいましたが、私は居酒屋大好き人間。
すごくお酒が飲めるわけじゃないけれど、子どもの頃のアル中のおじいちゃんの影響で、お酒のおつまみがよく食卓に並んで、おつまみだけ美味しいから食べさせてもらっていたからでしょうか。
あさりバター・シシャモ焼き・砂肝・えいひれ・などなど、子どもにしてはなかなかシブいものを食べていた記憶もあります。
だからそれをおかずにご飯を食べるのが当たり前になっていて、大人になって自分がお酒を飲むようになってからも、一杯目のチューハイを頼むと同時に、白米やおにぎり、チャーハンなど炭水化物を注文するクセが抜けない・・・。むしろ、チャーハンをウーロンハイで流し込んで食べたい・・・。
それがまず、沢山お酒が飲める人には大体驚かれてしまいます。
「一発目にご飯行っちゃうんだ?」「すごいね~!若いからいいけど、それ歳取ったら太るよ。」
そして、大体そういわれて。しかし、家で晩酌する今もやっぱり炭水化物は恋しい。現在進行形で子ども向けのバーモントカレーと一緒に緑茶ハイを飲んでいる。これだけは止められない。
そうして、そういうのは子どもの頃からの食生活のクセなんだろうな、と何となく勝手に思っていたのですが、この前、みに先生の授業でそうじゃなかったことが判明。

飲食後〆(しめ)のラーメン・うどん・お茶漬けが食べたくなるのは、
からだがブドウ糖と塩分を欲しているからです。
どういうことかというと、アルコールを摂ると、体内はアルコールを分解しようとします。
アルコールの分解に必要な栄養素の1つがブドウ糖です。ブドウ糖は炭水化物を摂取して得たり、肝臓でグリコーゲンを分解してブドウ糖を作り出して供給していますが、お酒を飲みすぎてしまうと、肝臓のグリコーゲンはアルコールの分解で忙しくなってしまい、ブドウ糖を作ることが出来なくなってしまうから、脳が炭水化物を摂取して!と命令しているのだそう・・・。
ただでさえ、私は低血糖になりやすい体質。なので、〆(しめ)といわず、同時進行で炭水化物を摂取していくほうが、私には効率がいい。確かに悪酔しないし、次の日もすっきり調子がいいというメカニズムなのかも。
そしてさらに、汁気があってしょっぱいものを欲する、特に夜中のラーメンが美味しく感じるのは、背徳感・特別感があるから美味しく感じるのではなく、アルコールには利尿作用があるからなのだそう。
確かに飲酒するとトイレが近くなり、尿と一緒にナトリウム(塩分)が排出されてしまうから、その分の塩分を身体に入れようと欲するシステムらしいです。
なるほど~、理解!私のお酒+炭水化物好きは、食べ方のクセでもなんでもなく、脳が自分のからだを守るために出しているサインだったということでした。暴飲暴食は確かにからだには良くないかもしれませんが、「適量」という言葉があるように、その範囲内なら炭水化物であろうが、深夜のラーメンであっても機能を維持するために必要なもの。
太るからとか、何か悪いことをしているような感覚に陥る必要なんてなかったのかもしれませんね。
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