元々料理は上手ではない私。
元をたどれば、子どもの時は偏食であまり食自体に興味がなく、成長して自分で働いて給料をもらえるようになってからも、食べられるもの・おいしいと思うもの・好きなものは増えたけれど、1つ1つを味わって、楽しんで食べる習慣がついていなかったような気がします。
恥ずかしいことに、忙しい合間を縫って、生きるための栄養を摂取しているくらいの感覚だったかも知れません。あとは、友達と食事をして会話の片手間に食べるくらいのついでの動作で、友人と話すことが主な目的だったかも。
それが結婚して、多少必要に迫られて包丁を握るようになってから、少し料理というものに触れ、作ることの大変さ、作ってもらえることのありがたさを知りました。
片手間で食べていたのも感謝が足りないし、鬼婆だった実母もごはんは必ず毎日作ってくれたし、きっと栄養面も考えてたんだろうなとわかると失礼だったかなと思えるようにもなりました。😅
それでも、自分の子育てや家の事で忙しくしていたから、生きるための栄養摂取のように、自分は楽しい食事というものがなかなかできずにいましたが。。
しかし、みに先生のところで薬膳を頂くようになってから、食事が楽しいという感覚が分かるようになりました。
そして、味覚の幅も広がった気がします。
最近先生のスクールで出される、冬瓜を使ったスープが私の中でブームなんです。
昔の私だったら、あまり食べた事ないし、どうやって料理するの?と持て余した冬瓜も、今の時期に美味しいと思う野菜の1つになりました。
正確にレシピを聞いたわけではないので、自分の感覚で真似て作っています。

中華だしベースの冬瓜と豚肉とにらのスープです。
【冬瓜】
<五味/五性> 甘/涼
<作用する経絡(入経)> 肺・大腸・膀胱
<効能>肺を潤す 痰を消す 熱を鎮める 解毒 利尿 咳止め
【にら】
<五味/五性> 辛/温・熱
<作用する経絡(入経)> 肝・腎・脾
<効能> 体を温め気を通す。血の滞りを散らし、血を活かす。殺菌・解毒作用 胃の不調に効果
また、豚肉は豊富なビタミンB1が含まれていて、糖質をエネルギーに変えるほか、体内を潤し、美肌効果を与える効果があります。
真夏日を記録する日も少なくなり、朝晩はかなり涼しくなって、秋が近づいてきたなあと実感する毎日です。これからの朝晩の寒暖差と乾燥防止にも役立つ美味しい一品ではないでしょうか。
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